【2026年度版】① 明石市の内申点の計算方法|通知表=入試の半分

📘 明石の公立高校入試ガイド ①

明石市の内申点の計算方法
中3の通知表が、そのまま入試の点になる

兵庫県公立高校入試/2026年度(令和8年度)版
入試の半分は、
もう終わっている。

明石市では、中学生の半数以上が公立高校に進学します。

そして兵庫県の公立高校入試は、当日のテストだけで決まりません。合否を分ける250点は、入試の日が来る前にもう確定しています

それが「内申点」です。この記事では、明石市の中学3年生と保護者の方に向けて、内申点の計算方法をできるだけわかりやすく解説します。

📖 まんがでわかる「内申点」

「入試本番で一発逆転したる!」と意気込む明石市の中学3年生の4コマ漫画
▲ ①みんな、ここからスタートします
「その入試、もう半分終わっとるで」と告げる中谷塾の泰地先生と、驚く中学生
▲ ②え?
兵庫県の公立高校入試は内申点250点+学力検査250点。円グラフで内申点の重さを解説する塾講師
▲ ③そういうことです
探偵姿で「犯人はお前の通知表や」と告げる中谷塾の泰地先生と、ツッコミを入れる中学生の4コマ漫画
▲ ④先生、事件ではありません

🏫 明石市内の公立高校は7校

  • 明石北高校
  • 明石城西高校
  • 明石高校
  • 明石西高校
  • 明石南高校(総合学科)
  • 明石清水高校
  • 明石商業高等学校

明石市は兵庫県の第3学区にあたります。上の7校のほか、学区内であれば神戸市西区や加古川市の高校も受験できます。

⚖️ 入試の点数は、どう決まる?

合計500
  • 内申点 250点中3の通知表から計算
  • 学力検査 250点入試当日の5教科テスト
  • 第1志望校加算点 +25点第3学区(明石市)の場合

入試当日のテストは5教科×100点=500点満点ですが、これを0.5倍して250点に換算します。そこに内申点250点を足した500点で、合否が判定されます。

やっぱり大きいのは、250点の内申点!
入試当日にすでに、半分の点数がついてしまっていることになります。※ 第1志望校の判定では、さらに加算点25点が上乗せされます(第3学区)

🧮 内申点=中3の通知表。計算方法はこれだけ

5教科(英・数・国・理・社)の評定合計
× 4点

副教科(音楽・美術・保健体育・技術家庭)の評定合計
× 7.5点

= 250点満点

ポイントは、副教科の1点あたりの重みが5教科の約2倍だということ。「実技はおまけ」と思っていると、ここで大きく差がつきます。

通知表がいくつなら、内申点は何点?(早見表)

通知表5教科
(合計×4)
副教科
(合計×7.5)
内申点
オール315×4=60点12×7.5=90点150点
オール420×4=80点16×7.5=120点200点
オール525×4=100点20×7.5=150点250点

※ 5教科=英・数・国・理・社の5科目、副教科=音楽・美術・保健体育・技術家庭の4科目。計算方法は兵庫県教育委員会の発表にもとづいています。

オール3とオール4の差は50点。これは入試当日のテストに直すと、5教科の合計で100点分の差にあたります。通知表がたった1つ違うだけで、当日どれだけがんばらないといけないかが変わってしまうのです。

📅 いつの通知表が使われるの?

調査書に記載されるのは、中学3年生の評定(9教科)です。中1・中2の成績は、兵庫県の公立高校入試では使われません。

正式に確定するのは中3の1月ごろですが、そのベースになるのは1学期・2学期の成績です。つまり——

中3の二学期が終わった時点で、入試の半分は終わっている。※ 逆に言えば、中3の夏から本気で動けば、まだ十分に間に合います

📈 では、通知表を上げるには?

通知表(評定1〜5)は、各教科の3つの観点をA・B・Cで評価した結果から決まります。

📝
知識・技能
テストの点数、実技のできばえ
💭
思考・判断・表現
記述問題、レポート、発表
🔥
主体的に学習に
取り組む態度
提出物、授業態度、振り返り

テストの点数だけで決まるのは、3つのうち1つだけ。だからこそ、テストが少し苦手でも通知表を上げる余地は十分にあります。

  • 定期テストの点数を上げるまずは学校の問題集を3周。明石市内の中学校はここから多く出ます
  • 提出物で差をつける「終わらせるもの」ではなく「見てもらうもの」としてつくる
  • 授業中の姿勢・挙手・質問『主体的に学習に取り組む態度』に直結します

くわしいやり方は『内申点の上げ方|通知表を上げる5つの方法』にまとめました。

🤝 先生に気に入られることが大事なの?

「先生の評価を上げる」と聞くと、進学のために人に媚びるなんていやだ——と感じる人もいるかもしれません。

でも、そうではありません。将来、仕事をしている自分を想像してみてください。どんな仕事であれ、周りの人と一緒に進めていく必要があります。同僚や上司、取引先に好印象を持ってもらえたほうが、仕事はスムーズに進みます。

通知表を上げるために学校の先生に好印象を持ってもらうことは、将来、社会で円滑な人間関係を築くための練習なのです。

🎯 通知表がどれくらいあれば、公立高校にいけるの?

「明石市内の公立高校に、どこでもいいから行きたい」という場合、ひとつの目安は通知表オール3(9教科の合計27)です。

高校ごとのくわしいボーダーラインは『明石の公立高校のボーダーラインは?』で解説しています。

❓ よくある質問

内申点は中1・中2の成績も入りますか?
兵庫県の公立高校入試で使われるのは、中学3年生の評定だけです。中1・中2の成績はそのまま点数にはなりません。ただし、中3の学習内容は中1・中2の積み上げの上に成り立つので、早いうちから土台をつくっておくことが結局は近道になります。
副教科が苦手です。かなり不利ですか?
評定1つあたりの重みは、5教科が4点、副教科が7.5点。つまり副教科は5教科の約2倍の重みがあります。ただし副教科は、実技のうまさよりも提出物や授業への取り組みで評価が動きやすい教科でもあります。「苦手だから捨てる」のがいちばんもったいない選択です。
通知表が1つ上がると、どれくらい得しますか?
5教科なら4点、副教科なら7.5点、内申点が上がります。入試当日のテストは0.5倍されて換算されるので、100点満点のテストに直すと5教科で8点分、副教科で15点分に相当します。当日のテストで15点上げるのと、音楽の評定を1つ上げるのと、どちらが現実的でしょうか。
今から内申点を上げるのは、もう間に合いませんか?
内申点のベースになるのは中3の1学期・2学期です。2学期の成績が出るまでは、まだ動かせます。特に『主体的に学習に取り組む態度』は、今日からの行動で変えられる部分が大きい観点です。

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