通知表の「態度」のAは、社会に出る前の練習問題|兵庫の内申点とフォロワーシップ

📘 兵庫県の内申点・番外編

通知表の「主体的に学習に取り組む態度」の A は、
社会に出る前の練習問題

明石市の内申点と「フォロワーシップ」の話
聞く・感じる・動く。
それがフォロワーシップ!

明石市の中学生と保護者のみなさんへ。

兵庫県の公立高校入試は、内申点が合否の半分を占めます。でも通知表は、テストの点数だけで決まるわけではありません。「主体的に学習に取り組む態度」が A なら、テストが平均点前後でも評定は「4」になります(BBAの法則)。

「テストで測れないものを点数にするなんて、不公平じゃない?」そう感じたことがある人も多いと思います。でも、違うんです! 見方を変えると、この仕組みは「社会に出る前の練習問題」として、とてもよくできているんです。しかも、テストが苦手な子にこそ味方になってくれる仕組みです。今日はその話をさせてください。

📖 まんがでわかる「フォロワーシップ」

4コマ漫画:授業中、カホは先生の方を見て大きく頷き、ケントはノートに目を落としたまま。先生に「お、ええ反応や」と言われ、ケントは頷くだけで伝わることに気づく。泰地先生「学校も会社も、見とるとこは同じやで」。聞く・感じる・動く、それがフォロワーシップ
▲ 頷くだけで、先生には「聞いてます」が届く

1️⃣ 内申点は「チームの一員として動けるか」を見ている

教室は、ひとつのチームです。先生がリーダーで、生徒はメンバー。授業は、リーダーの話を聞いて、反応を返して、分からないところは自分から確かめに行く、というチームの練習そのものです。

通知表の3観点のうち「主体的に学習に取り組む態度」が見ているのは、まさにこの部分です。これは社会に出てから、どの職場でも求められる力で、言いかえれば、点数が取れなくても今日から伸ばせる力です。

おさらい:態度が A なら、評定は 4

  • 知識・技能B
  • 思考・判断・表現B
  • 主体的に学習A
▼
評定4
  • 知識・技能B
  • 思考・判断・表現B
  • 主体的に学習B
▼
評定3

※ テストの点数が同じでも、「態度」が B から A に変わるだけで評定がひとつ上がります。くわしくは④ BBAの法則へ。

内申点は、「チームで働く力」を中学生のうちに点数で返してくれる制度。※ テストが苦手でも、ここからなら今日すぐ変えられます

2️⃣ リーダーシップの前に、フォロワーシップ

先日、社内の会議で当塾の社長からこんな話がありました。

「リーダーシップも大事。でも、組織がうまく回るかどうかは、結局メンバーのフォロワーシップで決まる」

フォロワーシップとは、リーダーの話を聞いて、反応して、自分から動く力のこと。会社で頼りにされるのは、派手に引っ張る人だけではありません。「ちゃんと聞いて、頷いて、分からないことを確かめに来る人」が、いちばん一緒に働きやすいんです。

そして、これは学校の授業で求められていることと、まったく同じです。つまり、いま教室でやっていることは、そのまま将来につながっています。

聞く先生の方を見る
感じる大きく頷く
動く質問に行く

3️⃣ 中谷塾で鍛える、3つのフォロワーシップ

中谷塾の授業では、先生がこの3つを生徒にお願いしています。「顔を上げて」「頷いて」「分からんかったら聞きに来て」。難しいことは何もありません。学校でも仕事でも同じことなので、並べてみます。

 学校の授業で仕事で
👀 聞く
先生の方を見る
説明が始まったら、手を止めて顔を上げる。それだけで先生には「聞いてくれてる」が伝わります話している人の方を向く。それだけで「この人は聞いてくれる」と安心してもらえます
🙆 感じる
大きく頷く
「分かった」を体で返す。先生は頷く子の顔を見て、安心して授業を進めます会議で頷いてくれる人がいると、話す側はとても助かります。そういう人に次の仕事が回ってきます
🙋 動く
質問に行く
休み時間に「ここが分からなかった」と聞きに行く。内容が分かるだけでなく、先生との関係ができます分からないまま進めず、確かめに行く。その一言でミスが減り、信頼されます
ケントケント
頷くだけで評価が上がるって、なんか「点数のためのフリ」みたいで…
泰地先生泰地先生
その気持ち、よう分かる。でもな、フリやったらすぐバレる。せやから塾で毎回やって、体に入れるんや。塾で当たり前になったら、学校でも勝手に出る。
ケントケント
質問に行くのって、内容が分かるためだけやと思ってた。
泰地先生泰地先生
それも大事やけどな、質問に行く子は「この子は本気や」が先生に伝わる。会社に入っても、聞きに来る人に仕事は任される。学校も会社も、見とるとこは同じやで。

4️⃣ 「気に入られるため」ではなく、社会性を「身につけるため」

ここで大事にしたいのは、この3つを内申点のためのテクニックにしないことです。先生に気に入られるためのフリは、だいたい見抜かれますし、何より本人の力になりません。② 内申点の上げ方で「先生の先入観を超えるくらい変わる」と書いたのも同じ理由です。本当に変わった子は、ちゃんと先生に伝わります。

中谷塾がやっているのは、授業のたびに「顔を上げて・頷いて・聞きに来る」を当たり前にすることです。最初はぎこちなくて大丈夫。塾で体に入った社会性は、学校の授業でも自然に出ます。その結果として通知表の「A」がついてきて、高校に入っても、社会に出ても、同じ力がその子を助けてくれます。

👀
説明が始まったら顔を上げる
中谷塾の授業では、先生が一人ひとりの顔を見て話します
🙆
分かったら頷く
分からないときは首をかしげるだけでOK。それも立派な反応です
🙋
授業の後に1つ聞きに来る
「ここだけ分からんかった」で十分。先生はその一言がうれしいんです

📌 まとめ

  • 兵庫県の入試は内申点が半分。「態度」が A なら、テストが平均でも評定は 4(BBAの法則)
  • 内申点が見ているのは「チームの一員として動けるか」テストが苦手でも、今日から伸ばせる力です
  • 聞く・感じる・動く。それがフォロワーシップ先生の方を見る/大きく頷く/質問に行く
  • 中谷塾では、授業のたびにこの3つを一緒に練習します塾で当たり前になれば、学校でも仕事でも自然に出ます

❓ よくある質問

おとなしい性格の子でも、態度で A は取れますか?
取れます。② 内申点の上げ方では挙手・発表をすすめていますが、声を出すのが苦手な子は、まず先生の方を見る・頷く・提出物を丁寧に出すから始めてみてください。それだけでも「聞いています」はちゃんと伝わります。慣れてきたら、毎回の授業で1回の挙手を目標にしてみましょう。
「主体的に学習に取り組む態度」は、何で決まるのですか?
提出物・授業中の取り組み・振り返りの記述などで決まります。とくに効くのが提出物で、中谷塾ではふせん大作戦をすすめています。この記事の3つは、それに加えて授業中にできることです。
評定の決め方は、どの中学校でも同じですか?
観点別評価から評定への換算は、学校によって運用が少しずつ違います。ここで紹介しているのは、中谷塾が明石市内の生徒の通知表を見てきた経験にもとづく傾向です。くわしくは④ BBAの法則をご覧ください。

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