そのワーク、「終わらせるだけ」になってない?
ワークが終わってから、
テスト勉強が始まる。
頑張る順番で、勉強は変わる。

期末テストまで、あと1か月ほど。「ワークはテスト前にまとめてやろう」と思っていませんか? 部活もあるし、範囲もまだ出ていない。その気持ち、よくわかります。
ワークも、りっぱなテスト勉強です。でも、1回解き終えた時点では「できない問題」に出会ったところ。点数が伸びるのは、その×を○に変えていく時間なんです。
🎯 その3時間、何を「できる」ようにした?

テスト1週間前の夜。ケントくんとカホさんは、同じ3時間、机に向かいました。
📘 ケントくんの3時間
- 提出に間に合うよう、ワークを必死に埋める
- 直す時間は、もう残っていない
「終わった〜!」
📕 カホさんの3時間
- ワークは先週、もう1周終えている
- ×のついた問題だけを解き直す
「×が○になった!」
2人とも、ちゃんと頑張っています。ちがうのは量ではなく、頑張る順番。順番を変えれば、同じ努力がもっと点数につながります。
ギリギリで力を出せるのも一つの才能です。でも、中学生の内申点や高校生の評定・推薦のように積み重ねで決まるものは、少し先に動いた人が有利になります。
🍳 ワークは下ごしらえ。解き直しで完成

ワークの1周目は「下ごしらえ」。どこができないかがわかる段階です。解き直しで、できない問題が自分のものになって「完成」します。
下ごしらえが早く終われば、仕上げにじっくり時間をかけられます。ワークを終わらせることはゴールではなく、点数を伸ばす勉強のスタートです。提出物もていねいに仕上がります(ふせん大作戦)。
🪜 苦手な子は「基礎・標準・復習」の3段で

全部を完璧にしなくて大丈夫。この3段を、きっちりやり切ることだけ考えてみてください。
- 基礎ワークのはじめの基本問題を、まず全部
- 標準基礎の次の問題へ。つまずいたら基礎や教科書の例題に戻って確かめてOK
- 復習×のついた問題だけをもう一度。ここが「できるようになる勉強」です
発展問題は、3段が終わってからで十分です。
👪 保護者の方へ:声かけを、ひとつだけ

「勉強をたくさんしているのに、点数が上がらない」。そんなご相談をよくいただきます。そんなときは、「ワーク、終わった?」を「間違えたところ、どこやった?」に変えてみてください。
「どこやった?」は、お子さんの目を「直すところ」に向けるきっかけになります。×が多くても、どうか責めないであげてください。×の数は、そのまま伸びしろの数です。
👣 今日からできる3ステップ

- 今日、ワークを1ページだけやる授業で習ったところまででOK。範囲の発表を待たなくていい
- 間違えた問題に、印をつけるふせんでも、赤ペンの★でも
- 次の日、印のところだけもう1回○になったら印を消す。消えていく印が自信になります
ワークを開いたその日が、
スタートの日。一歩先に、手をつけよう。
❓ よくある質問
部活で毎日くたくたです。それでも先にやったほうがいい?
まだ範囲が発表されていません。どこまでやればいい?
答えを見ながら進めてもいいですか?
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