【開催レポート】教室じゅうが「ビーーーッ!」小学生が“イライラ棒”を作った2日間|西明石・大久保

⚡ 開催レポート・小学生理科実験

教室じゅうが「ビーーーッ!」
小学生が“イライラ棒”を作った2日間

7/25(土) 西明石教室 ドクター忽那
7/26(日) 大久保教室 ドクター小谷
ビーーーーーッ!!

7月25日(土)・26日(日)の2日間、中谷塾の西明石教室と大久保教室で 小学生対象の理科実験イベント を開催しました。

テーマは 「イライラ棒を作ろう!」。電池・導線・ブザーをつないで、自分だけのイライラ棒を組み立てます。

……この2日間の教室、たぶん今年いちばんうるさかったです。すみません。そして、めちゃくちゃ楽しかったです。

しかも、2つの教室で作り方がぜんぜん違いました。順番にご紹介します。

📅 7/25(土)

西明石教室|ドクター忽那の回

まずは、絶叫から始まりました
イライラ棒でブザーが鳴ってしまい絶叫する先生
▲ 先生も、鳴らします。むしろ先生がいちばん叫んでました

🔌 まずは「電気の通り道」から

いきなり作り始める……のではなく、最初はホワイトボード。今日の目標は 「でんきの通り道(回路)を知る」

電池からブザーへ、ブザーからワイヤーへ。電気がぐるっと一周つながったときだけ音が鳴る——このしくみを、実物を持ちながら説明していきます。

ホワイトボードの前でイライラ棒の本体を持って説明する忽那先生
▲ 「今日の目標:でんきの通り道」。この笑顔、完全に理科が好きな人の顔です
「なんで音が鳴ると思う?」
— 答えを先に言わないのが、ドクター忽那のやり方です

🔧 いよいよ、自分の手で作る

説明が終わったら、いよいよ製作タイム。電池ボックス、ブザー、赤と黒の導線、そしてぐにゃぐにゃに曲げたワイヤー。これを台座に組み上げていきます。

ここからは手も頭もフル回転。線をどこにつなぐか、どっち向きに通すか。ちょっと迷っても大丈夫、まず自分でやってみます。

導線とワイヤーをつないでイライラ棒を組み立てる小学生
▲ この真剣な横顔。もう完全に技術者です

そして最初の1台が完成したとき——教室のどこかで 「ビーーーッ!」。あちこちから「うわっ!」「もう1回!」の声が上がりはじめます。ここから先は、もう止まりません。

🙋 「なんで鳴るん?」がその場で解決する

作っていると、必ず出てきます。「あれ、鳴らへん」「なんでここで鳴るん?」

これがこの日いちばんおいしい瞬間。先生が横について、実物を指さしながら一緒に確認していきます。

実験シートを指さして生徒に説明する先生
▲ 「ここ、見て。電気はどっちに行く?」実物を前にした説明はやっぱり強い
生徒の手元をのぞきこんでアドバイスする忽那先生
▲ 目線を合わせて、手元をのぞきこんで。1人ずつ、ちゃんと見ます

「触れたら鳴る」を体で味わったあとに聞く説明は、教科書だけで読む「回路」とはまるで別物。先に体験、あとから理屈。 これが理科実験のいちばんおいしい順番だと思っています。

📅 7/26(日)

大久保教室|ドクター小谷の回

こっちは、まさかの「色ぬり」からスタート🎨

翌日の大久保教室。同じ「イライラ棒」なのに、机の上に配られたのは——びっしりイラストが描かれた大きな台紙でした。

まずはこれを見てください。完成形がこちらです。

イラスト台紙に色を塗って完成した大久保教室版のイライラ棒
▲ ……かわいい。かわいすぎませんか、これ

🎨 台紙が、そのまま「電気の教科書」

この台紙、ただのデコレーションではありません。描かれているのは ぜんぶ電気に関係するもの なんです。

  • かん電池(しかも4本つなぎのバージョンまである)
  • 豆電球(ニコニコしてる子と、ばんざいしてる子がいます)
  • ON / OFF のスイッチ
  • 回路図(電池と抵抗の記号、そのまま描いてあります)
  • コンセントとプラグ、そして電流計・オシロスコープっぽい機械たち
  • ビーカーやフラスコ、LED、抵抗、基板くん……理科室の住人が勢ぞろい

これを色鉛筆で自由に塗るところからスタート。電池は青、光ってる豆電球は黄色。塗っているあいだじゅう、自然と「電池ってこんな形なんや」「これスイッチか」と目に入ってきます。

つまりこの台紙、手を動かしているだけで電気のパーツを覚えてしまうという仕掛け。ずるい(褒めてます)。

そして塗り終わったら、いよいよその上にワイヤーのコースを立てていきます。自分で塗った絵の上を、自分で曲げたコースが走る。完成したときの「これ全部おれが作った」感が、とにかく強いんです。

🤫 気づいたら、教室が静かになっていました

前日の西明石が「叫びっぱなし」だったのに対して、大久保のこの時間帯は……びっくりするほど静か

みんな黙々と色を塗って、ワイヤーを曲げて、コースの形を考えている。集中している子どもの背中って、なんであんなに絵になるんでしょうね。

大久保教室でそれぞれ自分の台紙に向かって作業する小学生たち
▲ 全員、自分のコースと格闘中。この時間がいちばん静かでした

もちろん静かなのは最初だけで、1台目が完成した瞬間からは大久保も「ビーーーッ!」の大合唱になりました。安心してください。

ワイヤーを持って仕上げを手伝うドクター小谷
▲ ドクター小谷も参戦。うまく立たないワイヤーは一緒に直します
同じ「イライラ棒」でも、教室が変われば作り方も変わる。
— どっちが正解、ではなく、どっちも楽しい

📝 遊んで終わり、にしない

両日とも、参加者全員に 「理科実験シート」 を配布しました。作って遊ぶだけで終わらせず、頭の中を言葉にして残します。

  1. 電気を通すものを予想する金属? 木? えんぴつの芯は……?
  2. 実際に確かめてチェックする予想が外れたときがいちばん盛り上がります
  3. 自分のイライラ棒を作るコースの形も自分で決められます
  4. 何回チャレンジして、どこで鳴ったか記録する失敗の場所にこそヒントがある
  5. 「なぜ鳴るのか」を自分の言葉でまとめるここまでやって、やっと1つの実験
🔮
予想する
当たっても外れても、考えた時点で勝ち
確かめる
自分の手で触って、音で答え合わせ
💬
説明する
言葉にできて、はじめて「わかった」

🎁 おみやげは、自分で作ったイライラ棒

完成したイライラ棒は、そのままお持ち帰り。おうちでも、お父さん・お母さん・きょうだいを巻き込んで「ビーーーッ!」をやってもらえたら大成功です。

そしてもし「なんで鳴るん?」と聞かれたら、ぜひあの日おぼえたことを、自分の言葉で説明してみてください。説明できたら、それはもう本当に理解できているということです。

💡 中谷塾の理科実験について

中谷塾では、こうした 小学生向けの体験イベント を定期的に開催しています。ねらいはシンプルで、「勉強っておもしろい」と思う瞬間を、できるだけ早いうちにたくさん作ること

この2日間「ビーーーッ!」で笑っていた子が、数年後に中学校の理科で「回路」を習ったとき、ふっとこの日を思い出してくれたら——こんなにうれしいことはありません。

イベントは 塾生以外の方も参加OK です。次回の開催情報は、このホームページやお知らせでご案内します。

「うちの子にも体験させたい!」
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