この記事は、2020年7月22日に更新しました。
それでは今回の記事は、コロナウイルス感染で話題になっている
『指数関数的増加!?』について!
この記事の目次
1.指数関数ってなに?
指数部分にx(変数)がある関数のことを言います。
↓こんなグラフになります!
そうです、数学Ⅱ(高校二年生レベル)で学習します!
意外と単純なグラフですネ♪
xが2倍、3倍になると、
yは4倍、8倍になります。
2.指数関数的増加とは?
それじゃぁ、指数関数的増加って?
まずは一番基本的な1次関数(比例)のグラフと比べてみます。
下のグラフは、
y=3x
小6、中1で出てきたグラフです!
xが2倍、3倍になると、
yも2倍、3倍になります。
指数関数のグラフと一次関数のグラフを重ねると、
こんな感じ↓
はじめはそんなに変わらないのですが
、
xが増加するにつれて
3.秀吉を驚かせた指数関数!?
豊臣秀吉に仕えた杉本新左衛門(坂内宗拾)は刀の鞘師であった。
作った鞘には刀が『ソロリ』と合うので『曽呂利』新左衛門という名がついた。
ある日、秀吉から褒美をもうら時、何を希望するか尋ねられた新左衛門は、
米粒なら大したことはないと思った秀吉は
ところが!!
驚いた秀吉は、他の褒美に変えさせたそうです。
4.高校数学で応用してみよう♪(例題あり)
それでは数学Ⅲの極限の分野から例題を!(x>1とします。)
① 一見分母がめちゃくちゃ大きく感じます。
(分子が限りなく大きくなるとき→∞、
分母が限りなく大きくなるとき→0が答えです。)
でも、①は分子が指数関数になっています!
指数関数は爆発的に増えていくので、最終的に分子がめちゃくちゃ大きくなります。
だから、①の答えは∞
② 今度は分母に指数関数があります!
xが∞に近づくとき、分母が爆発的に増えていくので、
答えは、0になります♪
Beautiful Mathematics!!