今回は、めちゃくちゃ大事!!
英語で大事な情報がどこに書くかについての記事です。
これを意識することで、
英語の語順がわかるだけでなく、英語長文ももっと読みやすくなります!!
この記事の目次
1.英語では、大事なことは前に書く?後ろに書く?
2.例題① It ~ for ~ to V~ (形式主語、真主語)
3.例題② there is ~
4.例題③ give 人 もの ⇒ give もの to 人
1.英語では、大事なことは前に書く?後ろに書く?
英文の流れには、2つの情報があります。
◯ 新情報・・・英文の中で始めて出てくる情報。大事な情報です!
◯ 旧情報・・・すでに出てきている情報。
基本的に英語の文は、
旧情報⇒新情報の流れで出てきています!
お互いが知っていることから話始めて、
その後新しい内容が出てくる方が会話や文がスムーズですよね!
それでは、例文で後ろに新情報・大事な情報が来る例を見ていきます!
2.例題① It ~ for ~ to V~ (形式主語、真主語)
(例題)It is easy for you to master English.
訳さない”it”を、形式主語
”for you to master English” の部分を、真主語と言います!
(例題)It’s important for me to read books every day.
3.例題② there is ~
(例題)There is a beautiful park in this town.
4.例題③ give 人 もの ⇒ give もの to 人
(例題1)次の文は、どういう違いがあるでしょう?
① He gave his son a car.
② He gave a car to his son.
① He gave his son a car.(⇒新情報)
旧情報:彼は息子に与えた。新情報:車を!!
大げさに言うと、次のようなニュアンスです。
受験合格祝いでお父さんがプレゼントくれたらしいで、
なんと車!!
② He gave a car to his son.
旧情報:彼は車を与えた。新情報:息子に!!
大げさに言うと、次のようなニュアンスです。
彼は高級車を与えるらしいで、
なんと息子に!!
(例題2)次の文は、どちらが適切でしょう?
I owe you my success.
I owe my success to you.
ヒント:owe A(人)+B(ものなど) ⇔ owe B to A
『AにBを借りている。BはAのおかげだ。』
(解説)
I owe you my success.(⇒新情報)
旧情報:キミのおかげだ、新情報:オレの成功!
大げさに言うと、次のようなニュアンスです。
結局、ほぼ『オレの成功』キミの貢献もちょっとはあったかな~。
I owe my success to you(⇒新情報)
旧情報:私が成功したのは、おかげです。新情報:あなたの!
失礼なので、
I owe you my success.
って言うのはやめましょう!